PaspberryでブラウザからI/O操作するため、WebIOPiを使う例をネットで多く
見かけるがWebIOPiの開発は中止されているようなので、Node.jsを使うために
取りあえずWinPCでNode.jsを使える様にする。
1.Node.jsのインストール
https://nodejs.org/ja/からWindows用のnode-v8.11.2-x86.msiをダウンロード
ダブルクリックして実行、インストールする。
2.プログラムツリーのNode.jsの下のNode.js command promptを開いて確認する。
C:\Users\*****>node -v
v8.11.2
3.プログラムのテスト
作業用のディレクトリ(nodejs等)を作成してファイルを作成、XAMPPは使わないので
場所は任意。
var http=require('http');
var server=http.createServer(function(req,res){
res.writeHead(200{'Content-Type':'text/plain'});
res.write('Hello World');
res.end();
});
server.listen(3434);
console.log('サーバーを起動しました’);
適当に名前(test.js)を付けて作業ディレクトリに保存。
コンソールで
D:\>node test.js
サーバーを起動しました。
と表示されればOK.
ブラウザで「http://localhost:3434」と入力して
Hello Worldと表示されれば完了。
ここまでNetBeansは関係なし。
サーバー停止は「Ctrl+C」
4.NetBeansで新規プロジェクト「HTML5/JavaScript」でnode.jsアプリケーションを
作製する。
この時点でエラーになるので、「オプション」「HTML/JS」Node.jsのタグで
Nodeパスをインストールしたディレクトリのnode.exeを指定。
バージョン8.11.2がインストールされていない
と言われるので、ダウンロード。
npmにインストールしたディレクトリのnpm.cmdを指定してOKで一応エラーは消える
ExpressジェネレーターはExpressを入れた時点で設定する。
5.EJS(テンプレートエンジン)のインストール
Node.js command promptでNetBeans作業用ディレクトリに移動。
npmの初期化
npm init
すべて「Enter」でインストール、途中でNetBeansから設定変更のダイアログが出たら
そのままOKでインストール完了。
次にEJSのインストール
npm install ejs
これでEJSが使える様になる。
(いろんな場所でnpm install ejsとしたがだめだった。パスを設定すれば
使えるのかも?)
6.Expressのインストール
5.と同様にコマンドプロンプトでBetBeans作業用ディレクトリに移動
npm install express --save
でインストール完了、package.jsonに--saveでexpressのバージョンが記録される。
ついでに
npm install ejs --save
でejsのバージョンもpackage.jsonに記録
ここまで設定すれば、NetBeansで実行すれば、NetBeansの出力領域に実行結果
が表示されるので、コマンドプロンプトを操作する必要がなくなる。コードジェネレーター
等も使えるので、かなりテストが容易になった。
7.其の他のインストール
必要におうじてcookie-pars等を追加でインストールする。