PLCラダーの覚え書き

PLCのラダーのあれこれ

セクション8:TPのホップアップBUTTON CONDITION

        
タッチパネルの画面数が100画面超える規模のTPで、各画面のBUTTONをONしても
インターロック等の条件が成立していない場合、BUTTONの動作は受け付けない
用にするが、条件不明の場合、動作しないと言ったON CALLが特に初期に
頻発する。
BUTTONを受け付けない場合にBUTTON CONDITIONのホップアップを表示する
プログラムです。
初期設計の段階で各画面に割り付けるBUTTONの番号は内部リレーMで連続した
アドレス32ヶを確保しておく必要がある。

1.Pro-faceの場合でD0に現在表示画面No.を格納
	画面に対応したデータをZR130000+画面番号*3からに格納している。
	1:画面でONするMの先頭番号(1WORD)
	2:チェックするMの格納場所のアドレス

	表示画面が変更された時の初期処理

	D0(表示中画面番号)をD5000に格納、画面番号を3倍してK30000をプラスしたアドレス
	をD5004に格納、D5004のアドレス(ポインター)にある値をD5006に格納、D5004を
	インクリメントし次のポイントに進める。
2.ZR310000~の位置に
	1:チェックするMの番号(ボタンをONしたときにONするデバイス)(1WORD)
	2:チェック時ONしなかった場合に表示する画面番号(1WORD)
	上の2ワードのデータを32デバイス分配置する(未使用:0)

	M5006(チェックするMの番号)が0でなければZ18に格納し、該当Mの先頭から32ビット
	の内どれかがONしていたらポップアップ表示処理を実行する。
	D5014にチェックするMの番号をテーブルから取出M5014に格納、Z17のインデックスに
	格納してM0Z17のMがONしているかチェック、ONの場合は何もしない。
	OFFならポインターを進めて、ホップアップ画面番号をD5020に格納する。
3.ホップアップ画面表示
	D16:表示ONフラグ、D17:表示画面番号、D18:表示X位置、D19:表示Y位置

画面の消去ボタンM20002がONするか、表示後30秒経過でホップアップを消しています。