セクション4のラダーをさらに変更
1.セクション4のステップ用D1000に加えてD1001を使って変更してます。
このラダーの場合、ステップを進めるのにD1000の数字を変更しますが、
すぐにはD1001が書き換わらないので、D1001が書き換わるまでステップは
進みません。
ステップ回路の最後でD1000とD1001を比較して同じでなければD1001を書き換え
します。
ステップの状態が必ずワンサイクルの間保持されるので、後で回路に変更を
加えて他の場所からステップ状態を参照している回路を追加しても、ワンサイクル
保持されているので、不注意によるバグの発生を防止できる。
2.ステップ回路のまとめ
私の場合他人の作ったラダーをデバッグしたり、流用する場合、まずステップ回路の
フローチャートを作成します。逆に言えば自分でラダーを作る場合はフローチャート
の作成から取りかかります。
フローチャートがどうのこうのと言う議論は有りますが、所詮ラダーの場合は
フローに乗らないステップ回路は使い物にならない。
さらに言えばフローがすっきり書けないステップ回路はバグの温床になってます。
ステップを進める回路は他にも方法があるかも知れませんが、セクション5の回路
が今とのところ一番生産性の高い実績が有ります。
ただし具体的なステップの動作は出来るだけそのステップ内で完結するような作り
かたをしないと、どんなラダーでもクシャクシャになることに変わりはありません。